土地の評価額は「4種類」
土地の評価(価格)は、1物4価と言われ、4つの価格があります。それぞれの価格についてご説明します。
① 固定資産税評価額(市区町村算定)
土地所有者の方が毎年支払いをされている、固定資産税の計算根拠となる価格です。3年に1度評
価替え(金額の見直し)があり、次回は令和9年に見直しがあります。
② 路線価(国税庁算定)
各路線(道路)に平米単価(「路線価」といいます)が決められており、その道路に面する土地の平
米数に路線価をかけることで算出します。主に相続税評価額に用いられます。
③ 公示地価(国土交通省算定)
全国約26,000地点の土地の価格を国土交通省土地鑑定委員(不動産鑑定士)が算出します。
④ 実勢価格
実際に売買が行われた土地価格です。それぞれの価格の関係性(都内の場合)は
- 公示地価≒実際価格>路線価>固定資産税評価額
となっており、公示地価の約80%が路線価、公示地価の約70%が固定資産税評価額です。
ご所有地の評価額がいくらぐらいか無料で算出致しますので、ご希望の方はお気軽にお申し付けください。